東京都江東区・江戸川区西葛西・葛西及び東西線エリアで将来、国私立中学受験を目指す方のBlogです。
きょうは2月1日。東京の私立中学入試の初日です。
今まで教えてきた子どもたちの結果を待つ時間は、とても長く感じられます。
学力を伸ばすためにどのような工夫をしたら良いかをいつも考えていますが、ご家庭の環境も少なからず影響しているように感じます。
今回は、効果的な学習法というテーマと少し外れますが、今までを振り返って、どのような家庭環境が学力向上に一役買うかを、感じたまま書かせていただこうかと思います。
もちろん、私がそれぞれのご家庭の環境をしっかりと把握しているわけではありません。
生徒の皆さんの普段の様子や、保護者面談でうかがう保護者の皆様の内容から、あくまでも私の推察を交えての話だと思ってください。
一つ目は、本塾の指導方針でもある「ほめ育て」がおそらく上手であろうご家庭は、お子様は精神的にも安定し、学力も安定していることは確かなようです。
もちろん、親として叱るときには叱る必要もありますが、そのぶん、良いところ、努力したところを見つけてほめることで、子どもたちも自信と情緒が安定するに違いありません。
おとなでもほめられれば嬉しいものです。
ましてや、子どもにとって、絶対の存在、頼るべき唯一の存在である父親、母親からほめられれば、どんなに安心し励みになるかはかりしれません。
二つ目は、親が子どもを少しでも客観的に見ることができると心強いとうことです。
一つ目と関連しますが、我が子の短所ばかりが目につくと、ついつい親も愚痴ばかりとなりがちです。
短所も長所も客観的にとらえ、家での様子だけでなく、学校や塾でどのような過ごし方をしているのか、まるでよその子を見るような冷静な目で見れば、長い受験生活の中の節目節目で、より的確なアドバイスができるのだと思います。
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保護者の皆様も、受験までの日々のお気遣いはたいへんなものがあると思いますが、受験は子どもたちにとって、おとなが想像する以上にプレッシャーのかかる経験です。
これから1年後、2年後に受験をするご家庭におかれましては、ご自宅での環境も受験の一部を担うものだという思いを抱いていただければ幸いです。
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