前回は、休校期間中の読解問題指導についてお話いたしました。
今回からは、いよいよ始まりました!オンライン授業の様子をお伝えします。
オンライン授業を始めるにあたって…
低学年のオンライン授業を始めるにあたって、世の中の講師の方々は、保護者の方にフォローしていただける?低学年の子ども達が長時間集中できる?画面から消えたりしない?意思疎通できる?などなど、様々な心配をしているかと思います。
が、困難なときこそ成長のチャンス!という謎の自信と、やってみなくちゃわからない!という強気の精神で、保護者の方に事前動作確認や課題写真提出のご協力をいただきながら、思い切ってスタート致しました。
オンライン授業の様子は…
初めは緊張していた子どもたち。しかし、ミーティングルームにどんどんお友達が入ってくると、わあ!と喜びの表情。その様子を見て、私もうれしくなりました。
授業が始まると、自分の家というなじみのあるプライベート空間で、むしろリラックスして授業を受ける様子も見られました。低学年のお子さまたちには、ミーティングルームに繋がってさえしまえば、特に操作などをしていただかないようなスタイルで、授業を行っています。
授業時間は通常授業と同じく70分。やってみるとあっという間の70分!みんな集中して学習していました。
~読み聞かせ&読解クイズ~
オンライン授業の良さを生かして、読書くらぶならではの本を楽しむ・感じるということを実践してほしい!との想いで、講師の画面を共有しながら読み聞かせ&読解クイズを行いました。
本を読むのが苦手なお子さまでも、読み聞かせを始めると真剣に集中して聴き入っていました。一緒に文字を追いながら読み、一度読み終えたところでレベル1のかんたん問題に挑戦。まずは、ほぼ正解できるレベルの問題にしてあります。
その後は、1ページずつわからない語彙がないかチェック。ここで自分のわからないところがわかる!ということがとても大切になってきます。
よく「わからない言葉がない」と言っていても、いざ「○○は?」と聞くと、「やっぱりわからない」という答えが返ってくることがあります。文脈から読み取る力も大切ではありますが、まだまだ語彙のストックを蓄えてほしいお年頃ですので、「わからないことを見つけるアンテナ」を持って生活するよう指導しております。
そして、レベル2・レベル3の読解クイズにも挑戦!時には「白鳥に出会えた時、みにくいアヒルの子はどんなきもちだったでしょうか?」などという、答えが一つではない問題もあります。一人ひとりの答えを聞きながら、子ども達同士、気付きや刺激を受け合っていました。
オンライン授業への想い…
オンライン授業では、通常の授業+発表やディベートも行うことができます!
自宅で過ごすこの日々、明利学舎のオンライン授業で、人とのつながりを感じ、人の考えに触れ、自分の想いを発信し、反応や影響を受けとめてほしいと思っております。
新しいことを始めるにあたり、保護者の方には多大なご理解ご協力を賜り、感謝で一杯です。
おかげさまで、新しいことを始めたからこそ、新しい形の可能性を見出すことができました。
今後とも、国語力を楽しくUPさせるべくオンライン授業を展開していきます。
次回も授業の様子をご紹介いたしますので、どうぞお楽しみに!
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