江東区、江戸川区西葛西・葛西及び東西線沿線エリアで国私立中学受験ご希望の方へのBlog内容です!!
こんにちは、国私立中学受験コース講師の前田龍太郎です。「国語を勉強する際に意識すべき7つのポイント」から
今回は「根拠・理由」についてお話しいたします。
根拠がない解答では正答に結びつかない
文章の内容把握ができているのに
なかなか正答に結びつかなかったり、
得点がいまひとつ伸びないということがあると思います。
きかれている問いに対して、
選択肢を選ぶものや文章からの抜き出し
で答えさせる問題を間違えてしまう生徒に
「どうしてその答えを選んだのか」を尋ねると
「何となく」と答えることが多いです。
この「何となく」を続けているうちは
こういった問題をある程度の割合で
取りこぼすことになりますので、
なかなか結果には繋がりにくいでしょう。
何故、「何となく」答えてしまうのか?
「何となく」答える原因は選択肢の問題も抜き出し問題も共通していて、
きかれていることに答えようとしていないからなのです。
選択肢の問題は選択肢の文が、抜き出し問題は字数制限などが
解答者の目を惑わせます。
設問の文に書かれている「何が問われているのか」
設問で示されている傍線部を含む文
これらの読み取りをせずに
選択肢の吟味や、字数が同じ言葉やそういった部分を探すようなことをしています。
これでは問題を作った人の罠にかかってしまうでしょう。
「何となく」を防ぐために・・・
まずは日頃から設問に向き合う時に
「何を問われているのか」
を意識する習慣をつけることが大切です。
これは国語に限らないことでしょう。
明利学舎では設問にしっかり向き合って考えることが
できるように指導しております。
次回は「根拠・理由」についてお話しいたします。
この記事へのコメントはありません。