江東区、江戸川区西葛西・葛西及び東西線沿線エリアで国私立中学受験ご希望の方へのBlog内容です!!
こんにちは。今回は成績を向上させるコツとして興味・関心についてお話しさせていただきます。
興味・関心とは
今回、テーマに挙げた「興味・関心」ですが、
学校で評価の基準となっている「関心・意欲・態度」と同様のものかと思います。
文部科学省では、「主体的に学習に取り組む態度」を学力要素のうちの1つとしており、
これは内申書の評価観点のうち「関心・意欲・態度」と関係しています。
つまり、文部科学省も「関心・意欲・態度」が学力と関係があると考えている、ということです。
学習をする上で、興味・関心は大事
学習に興味・関心をもつ、学習する態度を身に着けるには
・意識を集中させる力
・自分の状態を客観的に把握する力
が必要になります。
意識を集中させる力は
・学習内容に関心をもつこと
・自分が分からないことを集中して聞くこと
に繋がります。
自分の状態を客観的に把握する力は
・「ちょっと意識を向けるだけで学習が出来るようになる」ということが分かること
・「なぜ先生に叱られるのか」が分かること
(それが分からない子は、「なぜ自分だけ叱られるのか」と不満を言うのです)
・自分が分からないところが分かり、それを分かろうとすることが出来ること
に繋がります。
以上のことを考えると、やはり学力には「関心・意欲・態度」が必要だと分かります。
(関心・意欲・態度は決して教室運営のためだけにあるわけではないのですね笑)
「記憶すること」と「興味・関心」の関係
記憶というのは、脳に入ってきた情報を思考することでつくられます。
その脳に情報を入れるためには、「好きなものだ」と感じたり、「自分から主体的に考える」ことが必要です。
その対象に対する情報を沢山集めることで、
脳で描かれるイメージが明確になるので、記憶が正確にされるようになります。
情報を沢山集めるのも、興味・関心があってこそだと思います。
「興味・関心」の養い方
興味・関心は、その人が既に持っている知識から生まれます。
既に持っている知識を使って考えたときに、
「あれっ、おかしいな」と感じることが興味・関心につながるのです。
つまり、興味・関心は
・知識をある程度持っている
・その知識を使って考えたときに疑問がうまれる
この2つが揃ったときにうまれるのです。
子どもは大人との会話の中で、
知識を獲得したり、疑問を感じるようになります。
なので、1日10分でも、
お子様との会話をする時間をつくってあげることが
大切だと思います。
それによって、お子様がいろいろなことに
興味・関心をもつきっかけをつくることができます。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。
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