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効果的な勉強方法を身につけよう! ⑬~どんなほめ言葉が子どもをやる気にさせるか。
こんにちは!
皆さんは、ご自身のお子様に対して、どのような場面で「ほめて」あげているでしょうか?
テストで良い点をとってきたとき。人に対して親切なことをしたとき。きらいなものでも残さず食べたとき…。
ほかにもいろいろ考えられますが、そのほめかたには、少しコツがあるようです。
それは、「根拠を示して」「気持ちを言葉にする」ということです。
すごいね! よくやったね! がんばったね! というほめ言葉もたしかに大切でしょう。
しかし、テストを受け取ったら、たとえ5秒でもかまわないので、まずは丸をもらったところの問題にざっと目を通す。
そして、素直な気持ちになって、根拠と気持ちを投げかける。
「ここんとこ、ずいぶん難しそうな問題だけど、よくできたじゃん! なんだか、うれしいなあ!」
そのような反応は、子どもにとって意外であり、真剣に受け止めるものです。
(上の例では、「ずいぶん難しそうな問題だけどできた=根拠」「うれしいなあ=気持ち」ですね。)
「よくやったね!」というほめ言葉をかけ続けるのも良いのですが、返ってきたテストにも目を通さず、いつもの同じほめ言葉では、子供にとって真に受けていいのか、とまどうこともあるかもしれません。
あるいは、「またかあ…」といった、いわゆるマンネリになってしまい、ほめられたときの感動も起こらなくなるかもしれません。
「たとえほんのわずかの時間でもきちんと見てくれた。そして、たんなるほめ言葉ではなく、親の気持ちを表現してくれた。そして、なぜその気持ちになったのか、根拠も示してくれた。」
無意識にでもそんな理解が子どもの心の中に生まれれば、さらなるヤル気の原動力になってくれると思います。
「テストを見て、ほめる根拠となる問題をさがすなんて難しい。」という声が聞こえそうです。
でも、別にピント外れでもいいんです。
たとえ、「イヤ、こんな問題は簡単なほうだよ。きっとみんなもできてるよ。」という返事が返ってきたとしても、「そうかあ。勉強のことはくわしくないからなあ。でもこの問題、お母さんには、難しそうに見えるなあ。」
そんな会話でも、親にきちんと受け取ってもらえたことがうれしくて、新たなモチベーションが引き起こされるのではないでしょうか。
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