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勉強が好きに♪明利学舎読書くらぶの学習法~受験逆算(国語)⑥
前回、受験逆算学習の一つである、擬音語・擬態語の学習について、学習する理由・ポイントについてお話しました。今回は、実際に子どもたちがどんな反応・経験をしたか、実践例・様子を交えながらお話致します。
「ぽちゃん…雨がかさにあたる音」「ざーざー…雨がいっぱいふる音」「ざぶーん…水の中に入る音」など、同じ水関係の表現でも、水量や状況・ニュアンスを自分なりにイメージ出来、表現していることが分かります。
上の子どもの実践例1と比べると、同じ擬音語でも、違う状況やものの音、様子を想像していることが分かります。例えば、「ふわふわ…気持ちいいようす/やわらかいようす」「だらだら…なまけているようす/よだれがたれているようす」「ちらちら…何かをいっしゅん見るようす/ゆきがふっているようす」など。
こちらは、かなり具体的に状況が書かれている例です。例えば「ぶるぶる…林の中を一人で歩くきもち」「どきどき…おひっこし行くとき、きんちょうしているようす」「きらきら…ながれぼしがきれいにひかっているようす」「ちらちら…テストでほかのひとをみたりするようす」などなど…。読書くらぶでお話が大好きになった子ども達は、擬音語・擬態語を見るだけで、自分の中にお話の世界が広がることもあるようです♪
勿論、これらだけでなく、子どもの数だけ解答はありました。
子どもたちは、友達の発表を聞き、「あ~そうか!そういうのもあるね!」など、感心したり面白がったり…。自分のアイデアに興味を持たれて喜んだり…。刺激を与え合いながら、取り組んでいました。
この中で、低学年の子ども達には難しかったのが、「ぶるぶる…こわがっているきもち(さむいようす)」「ざわざわ…心配・不安な気持ち」「しんしん…雪がふるようす」でした。
なかなか出てこない時は、講師が表情を作ったりセリフを言い、ヒントを出します。その時、子ども達の印象に残るよう、少しオーバーな位に演じます。
こうして子ども達は、今まで耳にしてはいても、あまり気に留めていなかった表現について、立ち止まり考え、発見、理解し、楽しみながら獲得しています。
また明利学舎では、こうして獲得した様々な表現を実際に自分で使っていくための実践も行っております。
また次回以降、ご紹介させて頂きます。
どうぞお楽しみに!
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