東京都江東区・江戸川区西葛西・葛西及び東西線エリアで将来、国私立中学受験を目指す方のBlogです。
皆さん、こんにちは!
朝と夜は寒いぐらいになりましたが、お元気でお過ごしでしょうか。
きょうは、中学受験を間近にひかえた6年生に、つい先日お話したことを書きたいと思います。
テーマは「学力を飛躍的に上げるための心構え」です。
今まで書かせていただいた内容と重複する部分があると思いますが、ご了承ください。
学力を上げるために必要な心構えや気持ちの持ち方は3つあると思います。
①「自分はできる」と思うこと
以前にも触れましたが、人間の脳には140億個の脳細胞があると言われています。
これは人によって大きな違いがあるわけではなく、だれもが同じだけの数の脳細胞を持っています。
そして、140億個の脳細胞を動かす自分自身が、その能力に自信を持っているかどうかによって動き方は違ってきます。
できないと思うとやらない、やらないと結果がでない、結果がでないと苦手意識が生まれる、苦手意識が生まれると当然、できない。
つまり、できないと思うと「負のスパイラル」が生じてしまうのです。
反対に、できると思うとやる、やれば結果がでる、結果がでると自信につながる、自信があればできるようになります。
この場合は、できると思うことで「正のスパイラル」が生まれるのですね。
もし「できない」と思っている人がいるとすれば、そう思いこんでしまったのは、今まで育ってきた経緯の中で何らかの原因があったからだと思いますが、「人間の脳には、もともとできるできないの違いはないのだ! ぼくは(わたしは)できるのだ!」ということを信じて、心機一転、がんばってほしいと思います。
②「第一志望校に絶対に行きたい!」と心から思うこと
人間が文明をこれほどまでに発達させた原動力は、いったい何だったのでしょうか?
エジソンが蓄音機や白熱電球を発明したのも、ライト兄弟が飛行機を発明したのも、「そのようなものをつくってみたい!」という願望がまず心の中にあったからだと思います。
逆に、白熱電球を作りたいと思う人が誰一人いなかったら、空を飛びたいという夢を誰一人持たなかったら、いまだに電球も飛行機もなかったかもしれません。
今までの卒業生を振り返って見ても、「第一志望校に行きたい!」という強い願望を持たずに第一志望校に合格した人はそう多くはありません。
今の段階で、あこがれの中学に入るための偏差値が足りなくても構いません。
その代わりに、「絶対にあの中学に合格して通うんだ!」という強い願望をもって、いつもいつもその願いを心に抱いて突き進んでいってほしいと思います。
③勉強を「おもしろい!」と思えること
特に難関校といわれる私立中学を希望する人にとって、勉強を「おもしろい!」と感じることができるとしたら、合格するために非常に有利なことです。
「おもしろい!」と思うと、人間は驚異的な理解力や記憶力を発揮します。
たとえば、ゲームが好きで好きでたまらない子は、そのルールや登場する何十人、何百人ものキャラクターの特徴を、いとも簡単に覚えてしまいます。
キョウリュウが好きな子は、たくさんのキョウリュウの名前や特徴を正確に覚えてしまいます。
つまり、その対象にのめりこめば、人間はとてつもない能力を発揮できるということです。
最初から4教科すべてをおもしろいと思えるようなケースは少ないと思いますが、最も興味ある科目を伸ばして、それを核にして「おもしろさ」を拡大していくのも一法でしょう。
以上の3つを備えることはなかなか難しいかもしれませんが、ぜひこれらの考え方、感じ方を参考にして、今まででは創造できなかった自分の可能性を探ってみてほしいと思います。
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