2023年度都立高校・区/都立中高一貫校募集状況が本日発表になりました。整理し、共有情報としてご案内します。
都立高校は2023年入試は定員が640人増となります、定員増の理由は卒業予定者が2022年度 76.490人⇒2023年度 77.687(1.197人増)前提となるからです。40名増/1クラスは大きいです。
【2023年度都立高校募集状況】
当塾のある地域のお子さまが都立高校受験/公立中高一貫受検する港区・渋谷区・目黒区・台東区・文京区・中央区・墨田区等々の都立高/都立中高・公立中高一貫校で変更のあった学校情報です。
この地域からの対象都立高校で2023年度40名/1クラス増下記6校
①駒場(SS62) ②三田(SS61) ③江戸川(SS53) ④東(SS49) ⑤紅葉川(SS43) ⑥日本橋(SS40)です。
※SSは偏差値(Standard Score)の意味。
※数字は進学研究会2022年6月暫定版。
募集減の都立高校 2校
竹早(SS62)・広尾(SS53)は、毎年特に女子の人気の高い学校です。
2022年募集で増クラスでしたので調整でクラス減で元に戻っています。
【2023年度区立/都立中高一貫校募集状況】
① 募集が増える白鷗高附属中?
2022年度募集をもって白鷗高校が高校受験募集停止。その分増枠に正式発表となりました。
これで旧6学区の高校受験でのトツプクラス高校は一昨年度より両国中が高校受験募集停止しており小松川高校がトップとなっております。即ち、両国・白鷗・小石川・九段のトツプレベル高校が全て都公立中高一貫校になつたわけです。
② 都立/区立中高一貫校募集状況はどうか?
【2022年】都立 ♦白鷗中 4クラス134人 ♦両国中 4クラス160人 ♦小石川中 4クラス160人
♦区立九段中 | 区分A(千代田区在住者) | 4クラス80人(男女半々) |
区分B(その他都内在住者) | 4クラス80人(男女半々) |
♦ 区立 九段 中 |
区分A (千代田区在住者) |
4クラス80人(男女半々) |
区分B (その他都内在住者) |
4クラス80人(男女半々) |
【2023年】都立 ♦白鷗中 5クラス 200人 ♦両国中 4クラス160人 ♦小石川中 4クラス160人
♦区立九段中 | 区分A(千代田区在住者) | 4クラス80人(男女半々) |
区分B(その他都内在住者) | 4クラス80人(男女半々) |
♦ 区立 九段 中 |
区分A (千代田区在住者) |
4クラス80人(男女半々) |
区分B (その他都内在住者) |
4クラス80人(男女半々) |
白鷗高校附属中が1クラス増えたことで、白鷗の募集枠は前年比31名増になり他は前年と同じです。
白鷗中5クラス200人という数字は、前年と同じく海外帰国・在京外国人生徒枠30人プラス特別枠5名を含みますので実質の定員増31名(高校受験入れ枠そのまま増)になります。
2023年度の倍率は如何に。。特に女子は変わらないのでは。。。
③2022年度の最終受検倍率
♦都立白鷗中4.98(男子4.00 女子5.98)♦両国中4.57(男子4.63 女子4.51)♦小石川中4.15(男子4.16 女子4.24)
♦区立九段中 区分A(千代田区在住者)男子 2.23 女子2.40 。
区分B(その他都内在住者,。。受検者多い順に江戸川区・江東・練馬区等々)男子 4.40 女子6.08
④2022年度高倍率校 男女1~2位
♦女子 区立九段中 1位 区分B 6.08(例。約17名合格(83名不合格)/100名受験)、2位 白鷗 5.98。
♦男子 都立両国中 1位 4.63 2位 九段中 区分B 4.40です。注。女子人気の区立九段中は今年も高倍率ではないかと。。。
注※区立九段中は千代田区立の公立中高一貫校で千代田区の予算で運営(区分A)と言う、それ以外は全て都立中高一貫校となり東京都の予算で運営(区分B)と言います。
以上の理由で千代田区在住者は区分Aで最優先受入れとなり、それ以外の他区枠区分Bより倍率が低い理由でもあります。このためにわざわざ千代田区に転居するご家庭も過去にありました(苦笑)
以上、募集枠にあまり差異が無くなったことで、5~6年前のような7~12倍にはならず今年も前年と比較して倍率はあまり変わらないのではないかと思いますが。。。とは言え高倍率に変わりはありません。
⇒その他詳細情報知りたい方の今回の都教委の発表はこちらから。
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