江東区、江戸川区西葛西・葛西及び東西線沿線エリアで国私立中学受験ご希望の方へのBlog内容です!!
こんにちは、明利学舎の講師の前田龍太郎です。今回は成績を向上させるコツとして自己承認についてお話しさせていただきます。
1.自己承認とは
承認とは、自分という存在が認められ、受け入れてもらうことである。
承認の順序としましては、
初めに「家族の一員」として認めてもらい、
学校などで「社会の一員」として認めてもらうことで
最終的に自分自身が自分という存在を認めること(自己承認)ができるようになります。
これはアメリカの心理学者A.H.マズローが提唱する自己実現理論の中の
5段階の欲求階層(生理的欲求・安全欲求・社会的欲求・尊厳欲求・自己実現欲求)では、
4層目に当たる尊厳欲求が満たされた状態なので、
次の段階として自己実現したいというモチベーションが生まれること
にもつながると思います。
2.承認が必要な理由
まず、前項の最後にも書きましたが、
何かに挑戦しようというモチベーションをつくる上で
承認ができているかどうかは重要です。
承認がないと、失敗したときの安全マットがないような状態になるので
気安く挑戦することができなくなってしまいます。
また、承認されていないと、
失敗したときに自分の存在を否定されてしまうのではないか
という恐れから失敗を隠すようになり、
成長のきっかけを損なうことに繋がります。
3.自己承認を獲得するために
承認獲得のスタートラインは家族からの承認にあります。
特に家族と社会における承認の違いとして、
社会からの承認は存在価値としての承認(期待に応えてくれるという評価)であるのに対し、
家族からの承認は存在すること自体への承認(生きていてくれるだけで嬉しい)である
という点で違います。
明利学舎の中では
「誉め育て」「長所ノート」ということを繰り返しお伝えさせていただいております。
また、良いところを誉めるだけでなく、悪いところも認めてあげる(≠駄目だし)
つまりは「失敗しても大丈夫なんだよ」ということを伝えてあげることが大切です。
そうすることで、「私はこれでいいんだ」と自信をもつことが出来るようになります。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。@nth7492b
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