都江東区・江戸川区西葛西・葛西及び東西線エリアで将来、国私立中学受験を目指す方のBlogです。
効果的な勉強法を身につけよう!~⑥勉強する意義を納得する子は伸びる
こんにちは。
朝晩は寒いぐらいになりましたが、皆様、お元気でお過ごしでしょうか?
今日は、「勉強する意義を理解している子は成績が伸びる」ということについてお話いたします。
頭の柔らかい時期,特に小学生から中学生にかけて勉強することは,人間性の形成にとっても有意義です。
ひとつのことに向けて努力すると,自己コントロールの力がつく,過程で出てくる悩みに対する自己解決の方法を自分で見つける習慣がつく,がまんする習慣がつくなど,将来,生きていくうえで必要な能力が身についていきます。
それに加えて,集中力や分析力がつき,知識が身につくという利点はいうまでもありません。
そして将来,自分の努力を振り返ったとき,自分はあのとき,あれだけがんばったんだという経験と,学力的に人に劣らないという自信が,難局にぶつかったときにきっと役に立つことでしょう。
したがって,受験するしないにかかわらず,特に小学5,6年生のころに,学校で教えられる範囲を超えた勉強を,家庭で計画的に進めていくことも考えていいと思います。
ただ,悲壮な気持ちで勉強するのは良くありません。また,あまりにも負担を感じるのも好ましくありません。楽しく,生き生きとした気持ちで物事を学んでいく工夫がぜひとも必要です。
勉強は,学んだ内容そのものよりも,勉強する過程で得たものが将来,役に立ちます。
お父様、お母様は,学校時代に習ったことを,ほとんど忘れてしまっていることでしょう。子供から勉強の内容を質問されて,それにすぐ答えられなくても,うろたえることはありません。
「おとなになったらどうせ忘れてしまうのに,なぜ勉強するの?」
そう聞かれたら,勉強することそのものに意義があること、勉強の過程で身につけたものがお父さん,お母さんの中に今でも生きていることを教えてあげることです。
「お父さんはね。あの時一生懸命にがんばれたから,今,仕事はつらいけど、がんばることができるんだよ。」
そんな会話が,子供が勉強していくうえでの気持ちの支えになることは間違いありません。
勉強の意義をしっかりと理解し、情緒の安定した子どもは、勉強においても心理的に安定し、成績が伸びていくと確信しています。
この記事へのコメントはありません。