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効果的な勉強方法を身につけよう! ③~体系、枠組みを大切にしながら記憶する
こんにちは!
きょうは、効果的な勉強方法の3つめとして「体系的に、枠組みを大切にしながら記憶する」ということについて考えてみましょう。
たとえば、歴史で、ある時代の勉強をするとします。
そのときに大切なことは、今、どこの時代の勉強をしているのか、歴史全体の中の、どこに位置づけられる内容なのか、ということをしっかり意識しながら学習することです。
たとえば、徳川綱吉という人物は覚えたけれど、いざ試験を受けるときに、この人が江戸時代の人間だということが出てこなければ話になりません。
木にたとえると、幹と枝と葉の関係を意識することです。
葉だけを覚えるのではなく、この葉はどの枝についているか、そもそも、どの木の葉なのかを把握しながら学習することです。
そのためには、歴史なら、まず勉強を始めるときに、各時代の特徴をおおざっぱでいいのでつかんだ上で、時代の名称を順番にそらんじて言えるくらいにすべきです。
地理であれば、まずは都道府県の名称が、地図を見てすぐに頭に浮かぶようにすることが先決です。
青森県ではりんごの栽培が盛んだとか、鳥取県では日本なしの生産が一番だとか細かいことをたくさん覚えようとしても、基礎である地図が頭の中にできていなければなかなか定着しません。
現在の6年生のクラスでは、時代については、旧石器時代から平成時代まで、順にはもちろんのこと、平成時代から旧石器時代まで逆の順番でもすらすらと言えるように訓練しています。
都道府県も、地図を見ながら47都道府県、すべての子がよどみなく言えるようになっています。
知識は土台があってこそ初めて強固に定着するというわけですね。
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