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IMG_0893 今さらではありますが、中学受験に限らず、 歴史の入試問題の形式は大きく分けると2つに分けられるでしょう。 

1つ目は、 ある時代を区切って、 起きた事件、 人名や文化、 あるいは、 時の権力者の政策などを問う形式です。 いわば、 総合的な問題といっていいかもしれません。 例えば、「平安時代中期頃から鎌倉時代初期あたりまでを区切った上で、 武士の発生から平家による政治支配と、 鎌倉幕府の政治システム、 朝廷の西国支配と守護・地頭との関係、 そして、 文化は、 源氏物語絵巻や鎌倉新仏教などが問われる 」 といったものです。

  2つ目は、 あるテーマを中心にして、 長い時代にまたがった設問を設ける、 という形式です。 この形式では、地理や公民の分野も関係する設問が、 設けられることが多いです。

 例を挙げればそれこそきりがないのですが、 例えば、今、机上にあった渋谷幕張中の社会の入試問題を見ますと、 22年度の第1次の問題に、 「」 をテーマにしたものがあります。 弥生時代の吉野ヶ里遺跡に見られる 「城の起源ともいうべき環濠集落」 から始まって、明治政府の近代化政策や、現代の世界遺産まで話しを進める、という具合です。 また、本郷中学の25年度の第3回の試験では、「」 をテーマにして、縄文人と犬との関わりから始まり、 昭和25年の 「狂犬病予防法」 の公布までの時代の流れの中で、設問が作成されています。

 どちらも、 よく練られた問題で、恐らく作成なさっている先生方も 「楽しんで」 作られているのではないか、 と想像してしまうほどの、 意欲的な 「著作」 です。

 これらの2校に限らず、 テーマを中心にした歴史の出題は、「力作」 ばかりで、 質の高い問題が多いと思います。 ただし、 ここで言うところの、 「質が高い」 というのは、 単なる暗記問題の羅列とならずに、 「考えさせる」 問題が多いということです。 一見すると、 あるテーマが中心となりますと、 限定的な 「狭い範囲」 の出題であるように思われがちです。 しかし実際は、 その反対に、 汎用性が高い問題です。 もし他校を受験するとしても、 実力を試すために、 過去問を解く場合、ためになる」 、あるいは、 効率のよい 「復習になる」 問題でもあり、 (マニアックな出題がなく、ほとんど偏りのない) バランスを考えた出題内容であることが多いです。

 偏差値が最高レベルに属する中学であっても、 出題の文章にほとんど魅力が感じられず、 ただ知識を問うだけのおもしろ味のない問題が目立つ中学もあります。 出題意図が見えづらいのですね。 一言で言いますと、 知識偏重であって、 ひたすら知識を詰め込めば有利、 ということになります。 そうした中学を第一志望にする場合、 勉強の注意点と内容の絞込みが異なってきます。 いわゆる 「電話帳」 と呼ばれる過去問集を利用する場合は、 効率も考えて、 必要な部分の取捨選択が欠かせません

 さて、質の高い問題にはやはり、 それ相当の準備が必要です。

 現在小6生で、 社会、とりわけ 「歴史は全く未だにちんぷんかんぷん、 地理と公民に賭けるか、他の教科で勝負するしかないのか?」 というような切羽詰った状況に陥っている場合は、 「別次元の」 戦略を採らざるおえませんが、 小5生でしたら、8月か9月頃に本格的に歴史の学習に入ったという場合がほとんどだと思います。 単に、歴史用語の暗記にばかり目を奪われるのではなく、 その 「周辺 (関連) 知識」 を本で補ったり、 テレビでも歴史を扱った番組もありますのでチェックするのも有効かと思います。 もちろん、 長い目で見ると (小6になってみると) その方が伸びてきます。 保護者の方がお子様といっしょに調べたりしながら、 しっかりと知識を定着させてほしいですね。 博物館に行くのもお勧めです。 特に、 難関中学の受験生 (ばかりではないのですが) は、 「昭和のくらし博物館」 や 「昭和館」 に行ってみるのもよろしいかと思います。

 さて、 次回は理科についてお話したいと思います。

 前回のブログのトップに掲げた方は、 「行基」さんです。  禁じられていた民衆への教化を行い、池や堤や橋をつくったことで知られています。 最初の日本地図をつくったとも言われています。 奈良駅前の噴水とともに立ってらっしゃるのを見ると、行基さんが現代に至ってもいかに慕われているかがわかります。

 さて、トップに掲げた写真では、どういう実験をしているのでしょうか。 受験生にとっては、 なじみのある実験ですね。

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