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効果的な勉強法を身につけよう！～①覚えたら、その後の１ヶ月はこまめに復習する

こんにちは！

今回から数回にわたって、「効果的な勉強方法を身につけよう！」というテーマでお話したいと思います。

『エビングハウスの忘却曲線』というものをご存知でしょうか？

単純で意味のない言葉を記憶した場合に、どれだけ忘れてしまうものかを実験した結果のグラフです。

あることがらを覚えた場合、20分後には42％を忘却し、１時間後には56％を、１日後には74％を忘却してしまうそうです。

したがって、忘却を防ぐためには、記憶がしっかり定着するまで、復習をこまめにすることが大切だといえます。

たとえば、

①暗記して10分後、②その日の寝る前、③朝起きたとき、④１週間後、⑤１ヶ月後に復習すれば、確実に記憶は保持できると言われています。

すっかり忘れてから覚えなおすことを考えれば、はるかに少ない時間で覚え直すことができるわけです。

早めのタイミングで復習して覚え直す時間と量を短縮するか、覚えて放置してすっかり忘れた後に覚え直すか、どちらを選択するかで、成果に大きな違いが出てくることは明らかです。

勉強とは、新しいことを理解してどんどん覚えていくことですが、覚えることとに力を入れるのと同様、いかにしたら覚えたことを忘れないようにするか、それに配慮できる人が「勉強のできる人」になれるのでしょう。

「人間とは忘れる動物である。」ということを謙虚に受け止めて努力することが、学力の向上に必要なのですね。